株式会社RePort 代表取締役 伊東 玲子さん

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Q:中里先生に研修を依頼しようと思ったきっかけは?

もともとのきっかけは、私自身が中里先生の個人セッションを受けていたことなんです。

ちょうど事業を立ち上げようとしていた時期とコロナ禍が重なって、なかなか思い通りに進まないことも多くて。いろいろ迷ったり、考え込んだりしていた時期でした。

そのときに中里先生とのセッションを受けて、一番変わったのは、頭の中を整理しやすくなったことですね。

いろいろなことが起きても、以前より冷静に考えられるようになって。
そのおかげで、事業を立ち上げて、ここまでやってこられた部分も大きいと思っています。

私自身がそういう変化を実感していたので、「これは職員たちにとっても役に立つんじゃないか」と思ったんです。
それが、中里先生に研修をお願いするようになった最初のきっかけですね。

Q:ご自身が考えと気持ちの整理をできるようになったのは、どんな時に実感しますか?

以前の私は、いろんなことをごちゃまぜにしてしまって、頭の中で整理できなくなることが多かったんです。

中里先生とのセッションでは、心配事やストレスについて記録をつけながら、「これは実際、どれくらいマイナスなことなんだろう?」って、一つひとつ見ていくことをやりました。

そうすると、自分ではすごく大きな問題のように感じていたことが、「あれ? 実はそんなに大したことじゃないかも」って気づくことがあって。

それを繰り返しているうちに、だんだん記録に書かなくても、頭の中で整理できるようになってきたんですよね。

以前は心配事がいくつか重なると、「あれもこれも」って混乱していたんですけど、今は、仕事に影響しない不安はいったん削ぎ落として、「これは本当に重要なことなのか?」って考えられるようになりました。

そうすると、実際に仕事に影響するほどのストレスって、そんなに多くないんだなって。

深刻度がそれほど高くないものからは、早めに離れられるようになりましたし、細かいことをずっと考え続けても、あまりいいことはないなって思えるようにもなりました。

今では「リセットする行為」を自分の中でルーティンにしていて、以前より切り替えがずっと早くなったと感じています。

だから、こういう整理の仕方を、うちの管理者やリーダー、職員たちにも身につけてもらえたらいいなと思っているんです。

この仕事って、毎日明るいことばかりではないですから。いろいろなことがあっても、感情に引っ張られすぎずに切り替えて、次の日にはまた元気に子どもたちを迎える。

子どもたちは、ここに来ることを楽しみにしてくれていますからね。
職員みんなが元気な自分で子どもたちを迎えられたらいい。簡単なようで、実はそれって結構難しいことだと思うんです。

Q:職員とのコミュニケーションで、代表であるご自身が意識していることは?

私は経営者ではあるんですけど、職員と話すときには、自分も「一人の支援者」として対話することを意識しています。

もちろん代表という役割はあります。でも、それだけで職員と関わってしまうと、現場で起きている課題について、本当の意味で一緒に話し合うことが難しくなってしまうと思うんです。

課題があるときに、それについてちゃんと対話できないチームって、やっぱり弱いチームになってしまうと思うので。

だから、立場だけで話すのではなくて、同じ支援者として「どうしたらもっと良くなるだろう?」って、一緒に考えられる関係でいたいと思っています。

中里先生の研修では、そういう関係をつくっていくためのキーワードや考え方がたくさん出てくるので、私自身もすごく参考にしていますね。

Q:全職員に中里先生の研修を実施するうえで、どんなことを期待していましたか?

うちでは研修を大きく二つに分けて考えていて、一つは療育そのものの専門性を高める研修。もう一つが、コミュニケーションやセルフマネジメントといったヒューマンスキルの研修です。

中里先生には、そのヒューマンスキルの部分をお願いしています。

私自身、この仕事をしてきて感じるのは、自分の気持ちを整理して、次の日にまた明るく子どもたちを迎えるって、実は簡単なことではないということなんです。

この仕事には、共感力が高かったり、優しかったりする人が多いと思います。だからこそ、目の前で起きたことや相手の感情に影響を受けて、自分の気持ちを整理することが難しくなることもあるんですよね。

だから職員たちにも、自分の気持ちをどう整理して、どう切り替えていくのか、その方法を知ってほしいと思いました。

せっかくこの仕事を選んだのだから、できるだけ楽しく、長く続けてほしい。
そのための力を身につけてもらいたいというのが、中里先生の研修を全職員に受けてもらおうと思った大きな理由ですね。

Q:この3年間、定期的に研修を実施してきて、どんな変化がありますか?

実際に、変化が見えている職員がいます。

もともと、自分の考えや気持ちを整理することが少し苦手だった職員が、研修を受けていく中で、だんだん自分で整理できるようになってきたんです。本人自身も、その変化を実感しているようです。

研修で知った方法を実際に使いながら、自分の状態を少しずつコントロールできるようになってきたんだと思います。

たとえば、「落ち込みの正体」という講義で、「初期反応」と「二次反応」の境界線について学んだことも、その職員にとっては大きかったようです。

自分の中で何が起きているのかを分けて考えられるようになると、感情にも対処しやすくなるんですよね。

そして、その職員が実際にキャリアアップしていったんです。

そういう姿を見ていると、「研修を続けてきて、本当によかったな」と思いますね。
学んだことが、その人自身の変化だけではなくて、その先の成長にもつながっている。それは、私にとってもすごく嬉しい成果だと思っています。

Q:昨年はチームづくりをテーマに年7回の研修をしたそうですが、現在の状況はどうですか?

そうですね。今すごく感じているのは、「協働志向」と「成果志向」、この両方のバランスが大事だということです。

みんなで協力し合うこと、関係性を大切にすることはもちろん必要です。でも一方で、組織として成果を出していくという視点も必要なんですよね。

今の各教室を見ていると、まだ「成果志向」のほうは少し苦手なのかな、と感じています。

ただ、会社として考えれば、成果を出していかなければ経営を続けていくことはできません。そこは経営者として、私自身が伝え続けていくしかないと思っています。

でも、研修を続けてきたことで、「協働だけでもないし、成果だけでもない。両方が大事なんだ」ということを意識する人は、少しずつ増えてきたように感じています。

まだ大きな変化というよりは、小さな変化の兆しですね。

でも、その兆しがちゃんと見えてきているので、ここはこれからも続けていきたいと思っています。

Q:中里先生の研修の良さとは?

私にとっては、まず研修前の打ち合わせそのものが、すごくありがたい時間になっています。

中里先生と研修について話していると、「今、会社全体としてどこが強みなんだろう」「逆に、どこが弱いんだろう」って、私自身が整理できるんですよね。

経営者としていろいろ考えてはいるんですけど、対話することで改めて見えてくるものがある。それが、まず一つ大きいと思っています。

そして職員にとっては、研修が「自分自身を見つめ直すきっかけ」になっていると思います。

実際に、研修で学んだことを活かして変化して、そこからキャリアアップした職員もいます。そういう姿を見ると、ちゃんと成果につながっているんだなと感じますね。

あと、他の研修との違いでいうと、ただその場で話を聞いて終わりではないことです。

研修で学んだことを、日々の業務の中で実践して、それを続けていけるようなプログラムになっている。

「研修を受けて、いい話だったね」で終わるのではなくて、その後の仕事の中に残っていく。そこが、中里先生の研修の良さだと思っています。

Q:研修依頼に迷っている人がいたら、なんと言ってあげますか?

そうですね。まず、中里先生は、その会社の状況に合わせて研修をつくってくださる方だと思います。

経営していると、その時その時で会社の状況も変わりますし、経営者自身の気持ちも揺れるんですよね。

「今はここが課題だな」と思っていても、少し経つと状況が変わって、また別の課題が見えてくることもあります。

そういう経営者の気持ちや、そのときの組織の状態にも寄り添いながら、オーダーメイドで研修を考えてくださるんです。

うちの会社はまだ起業してそれほど長くありませんし、今もすごいスピードで変化している最中です。

その変化にここまで合わせながら、一緒に研修をつくってくださる講師って、なかなかいないと思います。

なので、もし研修をお願いしようか迷っている方がいたら、「まずは一度、相談してみたらいいと思いますよ」ってお伝えしたいですね。

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